虫歯が進行してひどくなり、歯の神経まで感染してしまうと、神経を取り除き、清潔になるまで洗浄しなければなりません。この治療を根管治療といいます。
神経を失った歯は、内部からの栄養の供給がなくなるため、もろくなります。根管治療の善し悪しで、その後の歯の寿命を決まると言っても過言ではありません。
マイクロエンド
当医院では一般的な根管治療に加え、マイクロスコープと、高い弾力性のあるニッケルチタンファイルを用いたマイクロエンドも行っております。
マイクロエンドは、肉眼では治療が困難な根管治療の精度を上げることができ、ニッケルチタンのファイルを併用することで湾曲した根管でもしっかり治療を行えます。
ドックベストセメントの殺菌力を利用した根管治療
なるべく歯を削らない治療で用いているドックベストセメントと、高機能タンパク除菌水、レーザーの殺菌効果を利用して、根管内を殺菌しながら封鎖します。根管治療を何度も行うと歯を失うリスクが高まるため、一度行った治療効果が続くよう細心の注意を払って治療を進めています。
※ドックベストセメントを用いた根管治療は自由診療です。(4,000円/本)
隔壁形成
根管治療が必要な歯は、歯冠(歯の見えている上の部分)が崩壊してしまっていることがあり、そのまま治療すると、根管内が唾液や血液で汚染されてしまいます。そのため、崩壊した部分にレジンで壁を作ってから治療する、隔壁根管治療を行っております。唾液による感染を防ぐこの治療は、手間のかかる治療ですが、できるだけ歯を温存するために行っている、当医院のこだわりでもあります。
※隔壁治療は自由診療です。(5,000円/本)